01スモモ・ヤマザクラの花序と枝構造
次は、スモモとヤマザクラの花の写真である。スモモとヤマザクラの花序や枝の構造に関する次の記述のうち、正しいのはどれか。

- スモモとヤマザクラは、ひとつの枝に葉と花が混在する混芽をつける。
- スモモは、花が1個だけの花序を形成する。
- スモモは、葉痕の上部に1~3個の冬芽をつける。
- ヤマザクラの前年枝の先端につける頂芽は、花芽となる。
- ヤマザクラは、葉痕の上部に2~3個の冬芽をつける。
注意すべき選択肢
スモモとヤマザクラを一律に混芽とするのは誤り。葉と花が近い時期に展開しても、一つの芽に両方を含むとは限らない。単芽か混芽かを、開花時の見た目ではなく冬芽の内容で判断する。
葉痕上に2~3個の冬芽が並ぶという特徴をヤマザクラへ当てた入替え誤答。スモモでは葉痕上に1~3個の冬芽が並ぶ場合がある。
基本解説
写真だけでなく、短枝上の芽の並びを読む
試験で押さえる事項
- スモモは花芽と葉芽が分かれる単芽として整理し、ひとつの芽に葉と花を含む混芽としない。
- スモモの花は1個だけの花序に限られず、短枝に複数花がまとまって見える。
- ヤマザクラは葉の展開と花が近い時期に見られるが、前年枝の頂芽を一律に花芽とはしない。
- 芽の問題は、花の見た目より『頂芽か腋芽か』『単芽か混芽か』『1葉痕当たりの芽数』で整理する。
用語を押さえる
- 葉痕
- 葉が落ちた後、枝に残る付着跡。冬芽の位置関係を読む基準になる。
樹木医の手引き 第4版 p.107 ES版 27-28頁





