凡例・この教材の使い方
樹木医択一・体系別参考書 V6.0.1
1.この教材のコンセプト
過去問の正解番号を覚えるためではなく、出題範囲、必要な知識の深さ、問われ方を把握するための教材です。過去問を測定器として使い、同じ分野の初見問題に対応できる理解を形成します。正答率100%や反復回数そのものを目標にしません。
名称・定義だけでなく、分類、構造、機能、因果関係と誤答の理由を確認します。『樹木医の手引き』第4版を知識の正本・辞書として参照し、本教材の基本解説を理解の入口にしてください。論述への接続は、実質的につながる問題に掲載しています。
収録範囲は平成30年度・令和元年度・令和3~5年度の技術問題164問です。令和2年度は試験なし、倫理問題は未収録です。総論4章・各論12章に整理しており、収録問題のない章もあります。
2.深度Ⅰ~Ⅳ:どこまで理解するか
深度は単純な難易度や学習の進み具合ではなく、その問題を類題へ転用するために必要な理解の質を示す、本教材独自の分類です。試験実施機関の公式評価ではありません。
| 深度・名称 | 理解の目安 |
|---|---|
| Ⅰ|個別知識 | 覚えて識別する。固有名、外観、一対一対応を正確に押さえ、識別点と誤答除外を確認する。 |
| Ⅱ|基礎概念 | 定義を比較する。用語、制度、生物群の意味と違いを説明できる。 |
| Ⅲ|体系理解 | 仕組みと因果を説明する。構造・機能・原因と結果を結び付け、別の聞かれ方にも対応する。 |
| Ⅳ|統合応用 | 複数の知識を使って判断する。時間軸、数式、診断手順などを統合し、条件が変わっても推論できる。 |
深度Ⅰでも知らなければ解けず、深度Ⅳでも仕組みを理解すれば解けます。「数字が大きいほど頻出・重要」という意味ではありません。
3.ランク・問題ID・手引き位置の見方
問題のランクはAA・A・B・Cの順で、復習順序を考えるための学習上の優先度です。深度とは別の評価軸です。出題確率や配点を保証するものではなく、Cを学習不要とする意味でもありません。まず全章に接触し、弱点とランクを併せて復習順序を決めます。
章の択一出題比重と、個別問題のランク、論文の出題実績は別の情報です。ランクの詳細な算定根拠が未確認の部分について、機械的な頻度基準や合格保証は設けていません。
R4-22は令和4年度問22を示す画面上の問題IDです。保存処理では従来どおりR4-Q22を使用するため、既存の進捗・問題メモ・書出しJSONを引き継げます。「手引き 各論6章・1節・1」は、『樹木医の手引き』各論第6章、第1節、項目1を示します。独自のKP番号を覚える必要はありません。
4.問題・解説の表示形式
| 表示 | 読み方 |
|---|---|
| A|選択肢別判定型 | 各選択肢と各記述の○×・理由を対応させて確認します。広い画面では左右の行の高さを合わせます。 |
| B|全体整理型 | 組合せや分類などを、全体の説明・整理表から理解します。すべての肢に個別解説を付ける形式ではありません。 |
| C|重点誤答型 | 特に誤りやすい記述を重点的に確認し、全体の解説と併せて理解します。 |
表示形式のA・B・Cは、学習ランクのAA・A・B・Cとは無関係です。「設問上の正解」は選ぶべき番号、「○×」は記述内容自体の正誤です。誤っている記述を選ぶ問題では、×の記述が設問上の正解になります。
PC・iPad横向きなど広い画面では、左が問題、右が正答・解説です。狭い画面では問題、解説の順に縦表示します。基本解説は見出しを押して開きます。印刷時は選択肢と判定行の高さ同期を解除します。
5.学習の進め方と検索
- INDEXの章・節、又は横断検索から問題を開き、自分で判断する。
- 正答と理由を確認し、不明な前提は「基本解説」で補う。
- 似た用語の違い、誤答を正しく直した文章、条件が変わった場合を考える。
- 必要に応じて手引き・関連問題を参照し、学習状態と自分のメモを保存する。
章ページではランク・深度・状態を絞り込めます。問題が見つからない場合は「全ランク」「全深度」「全部表示」に戻してください。Google検索リンクは解説側の用語にあります。画像や追加情報を探す補助であり、検索結果を教材の正答・出典と同一視しないでください。
改善点は問題メモへ「リンク追加:〇〇」「リンク削除:〇〇」「検索キーワード修正:〇〇 → △△」などと記録できます。
6.学習状態とプログレスバー
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 未着手 | まだ取り組んでいない。 |
| 1回見た | 内容に接触したが、理解済みとは判断していない。厳密な閲覧回数ではない。 |
| 要復習 | 説明できない箇所や、再確認したい事項が残っている。 |
| 理解した | 正解番号だけでなく、理由や必要な知識を理解したと自分で判断した。 |
状態は自分で選択します。スクロールだけでは変わりません。周回数、初回学習日、最終学習日は記録しません。「着手」は未着手以外の合計、「理解」は理解した問題の割合です。
全体バーだけ、読込み時に約2秒の演出を行います。「1回見た」を示す水色が右端から左へ伸び、その上を「理解した」の青が右端から左へ覆い、最後に「要復習」の山吹色が左端から右へ伸びます。要素の位置は固定したまま幅だけが伸びます。途中の水色は青を含む演出用の下地で、静止後の各色の幅が各状態の割合です。章別バーは静止表示です。全体・章別とも、要復習の山吹色を左、未着手の灰色を中央、1回見たの水色と理解したの濃青を右に配置します。印刷時は最終状態を表示します。
7.メモの保存・バックアップ・端末間の引継ぎ
問題メモは「保存」を押して確定します。保存後もメモ欄は開いたままです。INDEXの論点メモは「保存して閉じる」です。進捗・メモは、使用中のブラウザ内に保存されます。
サーバーやiCloudへ自動同期する機能はありません。別端末・別ブラウザでは自動的に同じ進捗にはなりません。ブラウザデータの削除、プライベート閲覧、利用するサイトURLの変更にも注意してください。
- 端末を切り替える前に「書出し」で最新JSONを保存する。問題進捗・問題メモ・論点メモが含まれます。
- iCloud Driveなど、次の端末でも開ける場所へJSONを置く。
- 次の端末で学習を始める前に「読込み」で最新JSONを取り込む。
- 学習後に再び書き出す。古いJSONを誤って取り込まないよう、保存日時を確認する。
読込み前にも現在のJSONを書き出しておくと、意図しない上書きに備えられます。V5.3.2以前との保存キー・既存JSON互換性は維持しています。書出し・読込みはクラウド上の同時編集や競合解決ではありません。
8.資料の位置付けと未実装の機能
INDEXの論文欄には、年度・問題番号・出典の確認が済んでいない重要度表現が残っています。「頻出」「最重要」等を確認済みの論文出題実績として扱わないでください。論文欄の全章監査は今回の改修範囲に含めていません。
導入動画・手引きの読了・論文ブロックなどを管理する論点学習チェックと、スプレッドシートの論文ブロックカード連携は未実装です。現在の操作としては案内しません。
エッセンシャル版の参照
INDEXの「ES版」列から章全体を、展開した論点や、過去問の解説末尾にある「ES版 ○頁」から該当項目を開けます。INDEXの頁範囲は、総論から各論第12章までの全巻通し番号です。随時参照する教材のため読了管理はありません。上部・下部の「INDEXへ戻る」「参照元へ戻る」や前後の章へのボタンをご利用ください。原典の写真・詳細資料は手元の『樹木医の手引き』を参照してください。